日蓮宗は、鎌倉時代「日蓮聖人」によって開かれた宗派であります。
お釈迦様が説かれた妙法蓮華経(法華経)をよりどころにし、
その法華経の功徳は、南無妙法蓮華経のお題目に集約されていると日蓮聖人は教えられています。
この法華経とお題目を信仰のもととし、
世界の平和、人類の幸福を願うものであります。
日蓮宗はお釈迦様の説かれた最高の教えである法華経を拠り所とする宗派です。
この法華経を身をもって読まれ布教をなされた日蓮大聖人を宗祖と仰いでおります。
本宗の教義は法華経の魂を御題目に込められた宗祖の教えに導かれた私たちが信行に励み、
この教えを弘めることによって、やがて世界の平和と人類の幸福ひいては個人のしあわせに
つながる事を確信できる教えであります。
日蓮宗の宗祖、日蓮聖人は、相次ぐ自然災害や争乱などで混乱を極めた鎌倉時代に生き、
幾多の困難に見舞われながらも、強い信念のもと、お釈迦さまの教えを日本の地でひろめた人物です。
人々の苦しみを取り除き、社会全体が幸せになるように願った日蓮聖人は、
来世ではなく"今世で生きながら成仏する"ことの大切さを説き、法華経への信仰にその生涯を捧げました。
日蓮聖人が説く、お釈迦さまの功徳が集約された「お題目」の世界は、
今もなお、多くの人々の心の拠り所となっています。
「お釈迦さま」は、紀元前5~6世紀頃、
インドの北部(現在のネパール)に釈迦族の王子として生まれました。
さとりを開いた人=「ブッダ」とも呼ばれるお釈迦さまは、長い修行の末、
人が生きるのにつきまとう苦しみのメカニズムを解き明し、苦しみから解放されるための智慧を、
生涯を通じて人々へ伝え、ひろめました。
その“今をイキイキと生きるための智慧”は、「仏教」となり、現在もなお、
約3億人もの人々の心の拠り所となっています。
お釈迦さまの"教え"をまとめた「お経」の数は、「8万4千」といわれています。
その中でも、日蓮宗が一番大切にしている教えが「法華経」(正しくは『妙法蓮華経』)です。
この法華経には、お釈迦さまの本当の心があらわされており、すべてのお経が含まれています。
まさに、この世をイキイキと生きるための仏教のエッセンスがつまった"教えの集大成"とも呼べるものです。
日蓮宗の宗祖である日蓮聖人は、法華経こそが困難な時代を生きるあらゆる人々を救う最も尊いお経であると、説き続けられました。
当山では、御祈祷本尊・鬼子母大善神、大黒尊天、妙見大菩薩、三十番神など、
法華経守護の諸天善神を奉安しており、家内安全、病気平癒、心願成就、商売繁盛、罪障消滅などの
ご祈祷を執り行っております。また、遠方の方や諸事情によりご参拝にいらっしゃることが難しい方のために、郵送でのご祈願なども承っています。まずは、お問い合わせください。
祈祷本尊である鬼子母神さまの前で、ご祈祷を行い、
ご希望の方には、九識霊断法を用いたお悩みのご相談も承っております。
仏事人事、お気軽にご相談ください。
日眞寺はご縁を結んだすべての皆さまに寄り添う、日蓮宗のお寺です。