当山について
益城町の日蓮宗寺院です。

「杉堂の清正公さん」と親しまれるお寺

当山は、建長5年4月28日、旭日に向かいお題目を唱えて法華経の弘通を誓われた日蓮聖人を宗祖と仰ぐ日蓮宗寺院です。
熊本県・益城町の杉堂という地域にあり、加藤清正公を祀るお堂が有った経緯から、「杉堂の清正公さん」と通称されているお寺です。

御本尊

当山の縁起について

当山の開山である自明院日眞上人は明治30年、本妙寺塔頭堯心院の21世、眞教院日随上人の勧めにて此地に至り、法華の道場を建立せんと発願され、隣を流れる木山川の河原に下りては小石を拾い集めて妙法蓮華経一部・六万九千三百八十四文字を一字一石書写されました。近隣の人々もその様子と上人の経力により徐々に信心の心を起こし、約2年の歳月を経た明治32年4月28日、信徒の協力を得て遂に御題目の宝塔を建立し、写経石の埋納を果たし、新寺建立の基となされました。この日を当山の開山(お寺の始まり)の日と定めております。

お地蔵様

仏祖三宝・諸天善神様の御前でお参りしませんか?

当山は、明治32年春に開山された日蓮宗寺院で、まもなく開山130年を迎える比較的新しい寺院です。
日蓮宗の根本経典である法華経とお題目の布教を中心に、ご供養全般、ご祈祷、霊断、おみくじ、御朱印など、日々の祈りや年中行事を通して、法華経の弘通道場として、皆様の暮らしの中に「祈り」の時間をお持ち戴き、より健やかな暮らしに向かうお手伝いをさせて頂きます。
また、より良き人生を生きるために今現在お悩みの原因を探し、共に解決するようお導きさせて頂きます。現在の宗派は問いませんので、
どなたでもお気軽にご相談ください。(※但し、お題目によるご指導をいたします。)

本堂は二階建ての二階部分にあり、本尊は十界大曼荼羅御本尊です。祈祷本尊の鬼子母神様、大黒様、妙見様、三十番神様、龍神様、清正公の御尊像を奉安いたしております。

外観

ご先祖のご供養・お施餓鬼供養・永代供養は当山へ

当山は、益城町の東端・津森校区に位置し、山林に囲まれ、横には木山川の流れを湛える田舎のお寺です。
月例行事をはじめ、諸々の年中行事がございますが、参詣の方の宗旨は問いません。お題目をご一緒にお唱えしご修行くださる方であれば、ご自由にご参詣いただけます。
また、先祖供養はもちろん、水子供養、お施餓鬼供養なども行っております。限定の区画ですが、納骨殿を新設いたしましたので、納骨堂をお探しの方は当山へご相談ください。

現在、熊本地震復興途上のため境内が混乱しておりますが、ご理解ご協力をお願い致します。

月例行事

毎月1日 午前11時~

盛運祈願会(1月・2月は3日)

地震復興中は中止です。

月守りは郵送にて対応しております。

毎月20日 午前11時~

佐の本龍神御縁日(5月は大祭)

諸事情にて時間変更の場合もあり。

毎月いずれかの土日祭日

月例施餓鬼会(塔婆供養)

   上記、月例行事はどなたでもご自由にご参詣頂けます。
※月例・年中行事ともに熊本地震復興期間は、中止もしくは

  対応検討中のものがございます。まずお問い合わせ下さい。

年中行事

正月元旦0時/9時~

新年祝寿会
初詣特別祈祷(随時申込)

2月16日

星祭り厄除け特別祈祷大祭

3月 彼岸中

春季彼岸追善供養(塔婆供養)

4月8日/28日

釈尊降誕会(甘茶供養)
立教開宗当山草創記念法要

5月20日

佐の本龍神御縁日大祭

7月24日,土用丑の日

清正公報恩法要
ほうろく灸祈祷会

8月上旬~下旬頃

各家盆供養回向
盆追悼総回向(塔婆供養)

9月 彼岸中

秋季彼岸追善供養(塔婆供養)

11月13日頃

七五三発育祈願(要申込)
宗祖報恩お会式(塔婆供養)

12月中旬/下旬

年末報恩大掃除・忘年会
釜〆特別祈祷(要申込)

日蓮宗 龍鼻山 日眞寺

龍鼻山 日眞寺
所在地

熊本県上益城郡益城町杉堂1505

問い合わせ時間

8:30~16:30(まずお電話にてご連絡ください)

檀信徒の方はこの限りにありません。

住職

澤村 顕一/澤村 眞脩(副住職)

経歴

住職(第四世)澤村顕一


昭和16年、当山加歴第2世、和敬院日實上人の長男として生まれる。
父、日實上人太平洋戦争にて殉死。
第3世として晋山した義父、一乗院貫是日貫上人に師事。身延山高校に進学。
所以ありて、東京、立正高校に転入。
東京谷中、一乗寺にて小僧生活をしつつ、立正大学に進学、卒業。
その後、総本山にて信行道場を満了、当山に帰山し、日貫上人の助力に励む。
平成5年、日貫上人の体調不良に伴い、第4世法燈を継承する。
同10月、第3世日貫上人遷化。

平成12年、
当山開創壱百年慶讃事業を発願。同13年に寺観一新、本堂・庫裡の新築を果たす。
続けて境内墓地の造立整備、境内清正公石像建立と当山の発展に尽力するも、
平成28年に襲い来る熊本地震により、甚大な被害を被り、現在復興に奮闘中。
日蓮宗霊断師。

            副住職  澤村眞脩

昭和50年、現住職の次男として生まれる。
平成5年、立正大学への進学を期に、
      大本山池上本門寺(宗祖御入滅之霊場)にて隨身修行に入る。
平成8年、信行道場を満了。
平成9年、4年に亘る隨身生活を卒業。
平成9年から平成15年春までの6年間、大本山池上本門寺に奉職。
またその間、平成12年には日蓮宗大荒行初行成満。日蓮宗修法師拝命。
檀信徒との、より身近な触れ合いを学ぶ事を目指し、
平成15年春より平成17年秋までの2年半を大田区大森の大林寺に奉職。
その間、縁ありて宗祖龍口法難之霊跡・本山片瀬龍口寺の各種行事にも携わる。
平成17年10月、大荒行第再行入行を志し、大林寺退職。
平成18年2月、大荒行第再行成満。

当山に帰山し、副住職を拝命。 
住職の助力として法務を務める。

熊本県日蓮宗青年会の各活動に参加。
平成20年熊本県日蓮宗修法師会幹事拝命。
平成22年より龍神御本尊様と結縁。
平成23年『佐の本龍神』勧請奉安。
平成28年熊本県日蓮宗修法師会事務局長拝命。
現在、住職、檀信徒と共に熊本地震からの復興に邁進中。
日蓮宗修法師、日蓮宗霊断師。