思親閣へ自ら歩いて上ります

2019/12/06
思親閣

この参詣は、身延山の宿坊(山内の寺院で宿泊できる場所)にお世話になり、2泊3日の日程です。

今回は『松井坊』さんにお世話になりました。

12/2到着は夜になりましたので、入浴を済ませて翌日のスケジュールを打ち合わせて就寝。

12/3は早朝5:00前に起床し、正装に着替え、正面三門をくぐって菩提梯と呼ばれる急傾斜の石段を登って受付へ向かいました。

6:00からの勤行に参列し、日蓮大聖人の御真骨を奉拝させて頂いて坊に戻り、坊の本堂にてお参りをさせて頂いたあと朝食を頂戴しました。

身支度を調え、行脚できる衣に着替えたあと、再び大本堂前に向かいまして、9:30、思親閣へ向かって登詣を開始しました。

思親閣は、日蓮大聖人が身延にお住まいの約9カ年の間、折を見ては山を登り、父母を想い故郷の房総へ向かってお参りされていた場所に建てられた、身延の奥の院です。

現在はロープウェイで片道7分で登れますが、我々は御在世の大聖人を偲んで、片道3時間前後の登詣をしております。

お昼過ぎに山頂思親閣本堂でお詣りし、下山し、大聖人の御廟所などを廻りお詣り、坊への帰路につきました。

大変な道のりですが、在りし日の大聖人を想い描き、大聖人の目指された『立正安国』『広宣流布』へ、微力ながら前進したいと思います。

共に参詣している僧侶の仲間とともに、今、国内に起きている様々な国難の解決はもとより、今後の安穏なる未来を求めるべく、久遠本仏、諸天善神、諸龍神の求める僧侶に近づくよう心身の修行に邁進せねばと思っています。